少量ながらしっかりとメンテナンスを経た中古『JBL43XX』、15インチウーファーを有する大型スピーカーをメインとして良質なヴィンテージ品、カスタム製作品をご紹介していきます。JBL4312 JBL4343 JBL4344など。
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当社の最高峰カスタムJBLパラゴンや、ハーツフィールド、435Xシリーズに搭載されるアルニコマグネット型ドライバー、JBL 375カスタム品の単体ペア販売です。この375に備わるステンレス無垢材削り出し加工のバブルバックカバーは研磨仕上げのため、表面の輝きはメッキではなく素材そのものです。初期型のJBL375に採用されているバックカバーはバブルバックと呼ばれるアルミ鋳造の製品ですが、後期のJBL375から用いられるフラットカバー+ウレタン吸音材とは異なり、内部形状はダイアフラムのカーブに沿うよう凹んでいて、ダイアフラムからの後面振幅を積極的に反射させる役割を担っています。初期型375の煌びやかな音の秘密がここにあります。純正アルミバブルバックは鋳造のため表面の凹凸が大きく、均一な反射が難しいということが挙げられます。ステンレス無垢のバブルバックはバフ研磨仕上げのための鏡面のように美しい表面で、このカーブが僅かな音も繊細に反射させ、ダイアフラムから発せられた反射音を巧みに合成、後述のステンレス製スロート部から放出して美しい音色を生成します。比重が小さいアルミのような癖のある鳴きも乗りません。純正アルミバブルバックが重量1.1kgであるのに対して、ステンレスバブルバックは3.2kgもあります。余分な鳴きを作らず純粋な高音成分のみを拡散させる能力が高いのです。(後期型375や2440のフラットカバーは、わずか0.8kg)マグネットは再着磁を施し、アルミ製ダイアフラムからアップグレードした、ベリリウムダイアフラムをインストールしています。軽量で内部損失が大きい理想的なベリリウム素材は、驚くほど高域の伸びが保証されます。レイオーディオやPioneer Exclusiveシリーズにも採用されるTAD TD-4001にもベリリウムダイアフラムが使われています。また、スロート部は標準のプラスチック製品から、ステンレス無垢製スロートに変更。純正のプラスチックスロートはキズやクラックが入りやすく剛性も低い上、樹脂の固有音の鳴きが乗るため、ベリリウム製ダイアフラムの俊敏な発生音を効率よくホーンへと伝達できていないという課題があります。このステンレス製スロートはその問題を完全克服。音の違いにもはっきりと反映されているのが下記動画でも確認できます。交換作業には375を一旦脱磁(磁力0にする)する必要があり、パーツ単位に分解する手間も要します。(説明画像内では参考として砲金スロートの交換手順になっています。)スロート交換後、新たに再着磁を施し組み付け完了です。2インチコンプレッションドライバーから、ここまでの音が引き出せるのかというほど、艶やかで伸びのある高音を実現できます。次のようなJBLホーンやスロートアダプタと組み合わせできます。「2310、2311、2343、2345、2350、2352、2353、2354、2356、2360、2360A、2365、2365A、2366、2366A、2380、2380A、2382A、2385、2385A、2386、2390、2392、2395、H88(HL88)、H89(HL89)、H90(HL90)、H93(HL93)、2328、2329」また、JBL 4350(4350A/B)や4355のドライバー(2440、2441)と完全互換がありますので、そのまま入れ替え可能です。 YouTubeでは、4K60pの圧倒的な高精細動画も再生可能。隅々まで詳細に見渡せる高画質です。再生動画右下の画質選択で「2160p60 4K」を選択。(PCの処理能力を要求します)YouTube動画 パラゴンに使用した音YouTube動画 ハーツフィールドに使用した音YouTube動画 KRSオリジナル2WAYスピーカーに使用した音下記にて特大画像をご確認いただけます。JBL 375スペシャル特大画像1JBL 375スペシャル特大画像2JBL 375スペシャル特大画像3JBL 375スペシャル特大画像4